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ドイツ人はどいつだ?

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ダジャレはすばらしい!と思っていた時期がありました。
それも今では過去のこと。

「出産とは時間を手に入れること」と先日読んだ本のなかに書いてあった。
自分が産み落とした、さっきまではいなかったが今はいる赤ん坊が目の前で育っていくのは
それは時間の経過を目の当たりにすることで、
過去でも未来でもない今!を見る事ができるんだ、と。
時間が見れたら、もういろんなことが愛おしくてたまらなくなっちゃうね。

そういえば高校生のころ。
朝礼での先生の話し。
「私は季節が変わるたびに泣きそうになるんだ」。
その頃はよく分かんなかったけど、今は少し分かるような気がする。
自転車で出かけると、秋の葉っぱがきらきらと、
冷たくなってきた空気のなかではっきりとしてる。
きれいだなあ、と思う。まだ泣けはしないが。

そうだ、ダジャレはすばらしい、の話し。ドイツ人なんているのか、の話し。

先日、横浜で毎年開かれているというビール祭りに行ってきた。

ドイツでも同じ時期にあるお祭りで、なぜか横浜でも開催される。
私たちが会場についたときには盛り上がりも最高潮の時だったらしく、
多くの日本の方が大きすぎるビールグラスを持って、
輪になって、ドイツの国旗を振りながら踊っていた。
少し盛り上がりすぎではないか?と思ったがそんな中、
私と彼は冷静にビールを買い、私は何となくソーセージも買い、
酔った人々のビールがぶっかからないように気をつけて、安全な場所でビールを堪能。

値段は高いけど、横浜でドイツのお祭りって不思議だけど、
ビールはおいしいなあ。
冬にヨーローッパを旅行したとき、立寄ったドイツのどこかの都市でも、たしかビール祭りしてたな。けっこう年中あるお祭りなんじゃない?なんて思ったりもするけど、
まあいいか。

このお祭りのことを教えてくれた友人は、もう誰とでも友だちになれるよ!って言っていたけど、それは酔っぱらってるからでしょう、ということを確認。
危険なことさえなければ、それもまたよし!!

「年に一度、飲んだくれになろう!」を市が開催していることが、
ドイツと横浜がどうとかそういう問題じゃなく、なんか陽気でいいような気がした。

今週末はインド祭りに行ってきます。
こちらも楽しみ。
# by uwonooto | 2009-10-16 21:42 | 日々のこと

もうとっくに忘れていると思った昔のこと

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地元の一番の友だちが、赤ちゃんを産みました
予定日と言われていた日、そのまんまの日に、
元気な男の子です

結婚、出産
いつかはあるんだろうなあって、まるで夢のように考えていることが
彼女の身に起きて、
わたしはうれしい気持ちとすこしの動揺を隠せないでいます

ついこの前、
面接の帰り道に寄った本屋で素敵な本を買いました
その日は何となくうまくいった面接と気持ちいい秋の風もあって、
いつもは買わない絵本を手にとり、
偶然その本屋では、どこの国の人だか分からない人が1人で演奏をしていて、
なんだかとても気持ちがよかった

この音楽や風景はきっと、いい方向に向かっている証だと
最近、そんな風に考える癖がついているものだから
手に取った絵本は彼女と産まれてくる赤ちゃんへの贈り物に、と思ったものです

この世界に生まれて2日目のその赤ちゃんも、今では名前がついて
これから先の何十年を、ひとりの人間として生きていく訳で、
いやいや私もそのひとりではないか、と改めて人生まっただ中な自分自身を想像して
親に感謝、恋人に感謝、友人に感謝しながら
こうやってやってくるであろう「平成最大の台風」にそなえて
家にこもりっぱなしの私です

ふいに見つけた、昔の日記
ノートの最初の数ページで書くのをやめてる
それを見つけたので、なんか残しときたいなあと思って、何となく書きます
文章が、その頃読んでいた松浦弥太郎さんに影響されてるのが、なつかしい

これは、もうとっくに忘れていると思った昔のこと


03
すっかり秋らしくなりました。
スカーフを一枚ぐるりと巻いて、すこし寒いくらいが気持ちよい季節。
落ち葉を見ると、モントリオールの秋を思い出します。
色とりどりのメープルの葉っぱは
みどりの芝生の上で色を加えて、
とっても鮮やかできれいだった。
空がぐんと高くなり、空気も澄んだように感じる季節、
明日はピクニックにでもでかけましょうか。
風邪を引いた私は
そんなことを考えながら、引っ張り出した毛布にくるまって、本を読もうと思います。
風邪を引いていながら、
私は少しだけいつも幸せな気分になるのです。

# by uwonooto | 2009-10-07 11:16 | 日々のこと

ひとり日和

ひとり日和_c0017220_11401352.jpg


わたしには、わたし自身、嫌なところも、好きなところもあって、
それを全部含めて自分だということは分かるけれど、
たとえばそれを誰かにぶつけてみたときに、
それはおかしい、とか
それはなんか嫌だ、とか
批判的な言葉や態度が返ってくると、
どうしていいか分からなくなる
結局わたしは、わたし中心に生きていて、
たまにとても、自己中心的だったり、弱虫だったりするから、
時々とても、情けなくなったりもするけど、
深く考えないかわりに大胆に行動することもできるし、
警戒しないかわりに関わる事のなかったかもしれない人としばらく話しをすることもできる
なんて言うか、それを今は、いいと思っている

もしもっと年をとって、まだ知らない世界や、たとえば子供や孫なんかがいて、
その時、その時で、
わたしはきちんとわたしを好きでいたい
そしてそんなわたしをきちんと好きでいてくれる人といたい

20代も後半になって、
少し昔のまだあどけないわたしと、今まだまだ未熟なわたしと、
それからこれから先のわたしを想像して、
ほんとうに少しずつだけど、勝手に前に進んでいけてるのかもしれないってことを
感じた本

途中、読むのが嫌になったけど、最後は一気に読み終えた
人生も、きっとそんなもの


電車の中から見えるその景色は、書割りの写真のようにぴたりと静止している。
そこにある生活の匂いや手触りを、わたしはもう親しく感じられなくなった。

発射の合図のベルが鳴って、背後で扉が閉まる。
電車が動き出してからも、額をガラスに押し当てたまま、
その家が遠ざかっていくのを眺めた。
屋根の上で銀色に光るアンテナまで見えなくなると、
わたしは扉にもたれて、少しのあいだ目を閉じた。

青山七恵「ひとり日和」より

# by uwonooto | 2009-09-29 10:58 |

占いの結果

占いの結果_c0017220_235757.jpg

いつだったか、先月のことか、
思い立って髪を少し切りました

その日の朝、テレビの中の占いは「イメチェンすると吉」で
ありきたりだけれど、何となく嬉しい気持ちになったので、
私はそう信じることにして(占いって結局そういうもの)
変わらない毎日を過ごしています

そんな中で、ちょくちょくと本当に些細ないい事があったりして
そういうことを本気で信じる昔のルームメイトなら
「いいねーーー」って一緒ににんまりできるでしょう

人は、自分が作る気分しだいで、
楽しくもなれるし、嫌な気分にもなれる
そう、「病は気から」という言葉があるように「楽しいも気から」なんだなあ

今日は、9月27日
横浜ではいろんなことが終わりを迎えました

ひとつは9月初めから始まった黄金町バザール
このイベントは今日でいったん終了
といっても、作家さんの滞在制作やカフェや、それから週末のオープンスタジオなど
アートが生活の中に普通に入り交じってるので、黄金町はこれからも
「散歩などいかが?」という感じです

今日は、住民の1人として、町内会のイベント、イーボートに参加してきました
10人のりのボートにのって、みんなでオールで漕ぎながら川下りをしよう!という
一年に数回行われているイベントです
黄金町を出発し、通称MM(みなとみらいだー)を目指す中、
町なみ、人もにおいも川の色もどんどん変わって、
すれ違う遠くの人たちになぜか手を振りながら進んでいく体験は、とても面白かった
普段は汚いと思ってしまう川と触れ合うことは最初はちょっと勇気がいるけれど
やってしまえばなんのその
なんでも、だいたい、そんなものかもしれないね

それから、もう一つの終わりは横浜開国博Y150
そのなかで今日出かけたのはFUNEプロジェクト
150艘の船のうち、私が携わったほんの数艘にたくさんの愛を感じながら
会場はあふれんばかりの熱気と、それに負けない船たちの存在感
ひとりじゃこんなもの作れないけど
ひとりが始めなきゃこんなもの作れないわけで
人が人をひきつける何か、もしくはその人自身のすごさを感じました

人磁石、持ちたい!

9月は遅れてやってきた本当の夏休みみたいなお休みで
まるで小学生みたいに、山や川や人と触れ合って、
子供みたいにはしゃいだ後は、すこし成長した気がします

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箱根で登山鉄道に乗ったときの山の風景
や、や、やー、やま、やま、やまー
と何度歌ったことか
# by uwonooto | 2009-09-28 01:46 | 日々のこと

ゴールデンウイークスな日々

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ゴールデンウイークスな日々

「先のことが見えるまでは!」って、変な意地みたいなのを、えいっと投げて
不安になったりならなかったりする毎日に、少しの間、さようならをして
色んなところに行ってきた
そして色んな人に会ってきた

Cハウス会、ドライブデート、彼と彼女のお庭ごはん、
新しい6畳の事務所、お好み焼きとおばちゃん、少し変わった広島の街、
自主映画の撮影の、まるでキャンプみたいな日々

久しぶりの目的のない旅
それでもとても安心な旅

今、いる場所に、がんじがらめにしてたのは私自身だったんだって、
こんな簡単なことに気づいたりして

体全体でいい空気を吸ってはいて、吸ってはいて、
凝り固まってる自由をほぐしては
楽しい!がとまらない感じを味わった

風がふいてきた
って思う
いやいや、風を通さなきゃ
って思った

素晴らしい日々
黄金町は今日もいい天気
# by uwonooto | 2009-09-23 11:24 | 日々のこと


さようならサマー


by uwonooto

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