カテゴリ:本( 5 )

ひとり日和

c0017220_11401352.jpg


わたしには、わたし自身、嫌なところも、好きなところもあって、
それを全部含めて自分だということは分かるけれど、
たとえばそれを誰かにぶつけてみたときに、
それはおかしい、とか
それはなんか嫌だ、とか
批判的な言葉や態度が返ってくると、
どうしていいか分からなくなる
結局わたしは、わたし中心に生きていて、
たまにとても、自己中心的だったり、弱虫だったりするから、
時々とても、情けなくなったりもするけど、
深く考えないかわりに大胆に行動することもできるし、
警戒しないかわりに関わる事のなかったかもしれない人としばらく話しをすることもできる
なんて言うか、それを今は、いいと思っている

もしもっと年をとって、まだ知らない世界や、たとえば子供や孫なんかがいて、
その時、その時で、
わたしはきちんとわたしを好きでいたい
そしてそんなわたしをきちんと好きでいてくれる人といたい

20代も後半になって、
少し昔のまだあどけないわたしと、今まだまだ未熟なわたしと、
それからこれから先のわたしを想像して、
ほんとうに少しずつだけど、勝手に前に進んでいけてるのかもしれないってことを
感じた本

途中、読むのが嫌になったけど、最後は一気に読み終えた
人生も、きっとそんなもの


電車の中から見えるその景色は、書割りの写真のようにぴたりと静止している。
そこにある生活の匂いや手触りを、わたしはもう親しく感じられなくなった。

発射の合図のベルが鳴って、背後で扉が閉まる。
電車が動き出してからも、額をガラスに押し当てたまま、
その家が遠ざかっていくのを眺めた。
屋根の上で銀色に光るアンテナまで見えなくなると、
わたしは扉にもたれて、少しのあいだ目を閉じた。

青山七恵「ひとり日和」より

[PR]
by uwonooto | 2009-09-29 10:58 |

恋愛について、話しました

今日の一冊
岡本敏子さんとよしもとばななさんの対談
恋愛について、話しました

あとがきで敏子さんがもうこの世にいないってことが書かれてることに驚いたくらい
死の直前とは思えない敏子さんの言葉

明るくて、まっすぐで、いつもきらきらしてるその様子
敏子さんみたいな人になりたいなあーとつくづく思ってしまった

未来とか過去とか
目標とか成果とか
そんなの関係なくて
今、ただ目の前にある人や物やことを愛すること

そしていい意味で
いろんなことを気にしないこと

かっこよすぎる!!


余談ですが、
友人に恋人ができ、その子とはいろんな恋の話しをしてきたもんだから
もう嬉しくって仕方がない!
恋愛という言葉に、まだまだ敏感な年頃です
[PR]
by uwonooto | 2009-08-10 16:20 |

カメラ クーラー リクルート

ダカフェ日記がとっても良くて、
本屋で全部読んでしまいました

海と空と嫁と夫と犬の、家族の風景の写真集
ああーよかねーー
こんな家族ばもちたいもんったい
(実際はこんなに博多弁しゃべらんとやけど)

久しぶりにカメラをかまえて、いろんな風景をとろうかなあ
と心がオープンのわたしは考えるわけです

渋谷で入ったプロントはクーラーがききすぎていて、
ずんたん ずんたん と派手な洋楽がかかっていて、
少し頭がいたくなりました

それはきっと、久しぶりのリクルート活動のせいかも
2度目の面接はまあまあの結果でした


わたしは久しぶりに大学生みたいに、過ごしています
[PR]
by uwonooto | 2009-07-24 00:28 |

夏みたいだって言ってたらいつの間にか夏になってた

c0017220_04018.jpg

朝起きたらそれは
夏休みの光でした
だけどわたしは怠け者で
アクティブに活動することもせず
久しぶりに図書館に行きました

平日のお昼なのに図書館は人でいっぱいで
わたしはおじさんたちが座る丸い机のいすに座って

たくさんの本を読みました

最近はよく本を読みます
最近の気分は旅などの体験エッセイです
妻の写真をとりまくった夫の写真集もぐっときました

こういうとき
つくづく、心が飽和してるなあーって思います
どこか知らない場所に体をおいて
こころで動いてみたい

リセットが大切
それからまた初めてみる

きっと、素敵なことはすごく近くにあって
動きだすことでまた始まるはずです

「しあわせは人と比べるものではないから
 周りをキョロキョロしたり
 無理して足並みを揃えるのはもうおしまい。

 手に入っていないものを追い続けるのではなく、
 今いる場所をだいじにしたいです。
 大切なのは、ありのままの自分を愛すること。

 ていねいに暮らすこと。」(「ていねいな暮らし」柳沢小実 より)

今年の夏はどこに行こうかな?
[PR]
by uwonooto | 2009-07-16 00:36 |

きいろいゾウ

一つ下の階にあるスナックのカラオケの歌声が
今夜も聞こえてきます。

橋を照らすオレンジ色の光も見えます。
このビルのすぐそばを通る京急電車の音は
もう聞こえません。夜だから。
だけど外からは、たまに走る車の音と
遠くにいるはずの烏の鳴き声が聞こえます。

そして隣の部屋では、
楽しくビールを飲んで酔っぱらった恋人が
歯ブラシを加えたまま寝ています。

起こそうか悩みながら、もうすこしこのままで。

こんな生活を続けるわたしが(これってニート?)
安心して眠れる、そして安心して目を覚ますことができるのは
そばに大きな存在はあるから。

と、きいろいゾウは言いました。
そうしてゾウは、色鮮やかな世界ではいいろになりました。

愛することは
かっこよくて、少し照れくさくて、
恥ずかしいけど、強いことで、

とてもしあわせなんだと思いました。

わたしは3日前、27歳になりました。
大好きな友だちからもらったメールは「しあわせかい?」だった。

返すのにちょっと戸惑ったのですが、
わたしはわたしではない他の誰かのおかげできっと、
しあわせです。

スナックのカラオケが聞こえなくなってきたので、
そろそろ寝ます。
歯ブラシもとってあげようと思います。


誰かに手紙をかきたくなった夜なので。

c0017220_218779.jpg

[PR]
by uwonooto | 2009-04-11 01:42 |


さようならサマー


by uwonooto

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
ぴんくのしるし
日々のこと
旅をする
外で遊ぶ

音楽
映画
アート
計画
家庭菜園

お気に入りブログ

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧